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VHSからDVDにダビングする方法:用意すべきものから操作手順まで徹底解説!

VHSをDVDにダビングする方法をお探しているのでしょうか?

VHSなどのビデオテープをそのまま保存すると、年月とともに劣化してしまい、カビも生えたりして思い出の映像を見れなくなってしまう可能性があります。せっかく残しておいた大切な映像が失う前にDVDにダビングすることをおすすめします。

そこで今回は、VHSからDVDへダビングする方法をご紹介いたします。必要な機器を用意すれば、自分でも簡単にダビング作業を行えます。

VHSをDVDにダビングする理由

VHSは1976年に日本ビクターが開発した家庭用ビデオ規格です。

保管方法や環境によって、VHSテープの寿命は20~30年ぐらいと言われています。ほとんどのビデオテープは時間の経過とともに劣化します。半永久的に映像データを保管したい、記録を失いたくない場合は、VHSをDVDにダビングするのが良いでしょう。

また、ビデオデッキはすでに生産を停止しており、手持ちのものが破損していたら、VHSテープを再生できなくなる可能性があります。

VHSからDVDへダビングすれば、DVDプレイヤーやパソコンなどで気軽に見れるだけでなく、コピーして他の人に渡すことも楽です。また、DVDはVHSテープと比べてパッケージの厚さが約1/5であるため、収納スペースを削減することができます。

VHSをDVDにダビングするに用意すべきもの

通常、VHSなどのビデオテープをDVDにダビングするには、自分でダビングするか、業者に依頼するかの2つの方法があります。必要なものを用意すれば自分でも簡単にダビング作業を行えます。

では、VHSを自分でDVDにダビングするに必要なものを紹介します。

VHSデッキ

VHSテープを再生するための機器です。

VHSデッキがあればより簡単にVHSをDVDにダビングすることができます。残念ながら2016年にVHS方式のビデオデッキは新規生産を終了しました。現在は新品を購入することも、故障したビデオデッキを修理することも難しいです。入手するにはレンタルや中古品を購入しなければなりません。

BDレコーダーまたはVHS・DVD一体型レコーダー

VHSデッキで再生した映像は、BDレコーダーで録画してDVDに保存することが一番手軽なダビング方法ですが、現行のBDレコーダーには、アナログビデオ入力端子(黄白赤の3色の入力端子)を備えないモデルが増えてきています。このアナログビデオ入力がなければ、VHSデッキと接続できないのでダビングもできません。

現在では自宅にビデオデッキを持っていない人は多いのではないでしょうか。そんなときはVHS・DVD一体型レコーダーを活用しましょう。VHS・DVD一体型レコーダーを使えば、VHSデッキがなくても一つの操作でダビングすることが出来ます。

USB接続ビデオキャプチャー

パソコンを所有している人ならば、USB接続ビデオキャプチャーを使う方法があります。USB接続ビデオキャプチャーを使って、VHSデッキとPCを接続したら、付属のキャプチャーソフトを使ってDVDにダビングすることができます。

これの方法は他の方法より用意するもの(パソコンや、VHSデッキ、ビデオキャプチャーなど)が多いですが、VHSをデジタル化してPCに保存したり、後からDVDへダビングするだけでなく、スマホやSDカードなどに保存することもできます。万が一DVDを紛失しても、バックアップがしっかり取っておいてからソースデータを失う心配はありません。

VHSをDVDにダビングする操作手順を紹介

とりあえず、自分が所有するもの、または簡単に手に入るものを活用することから始めましょう。

早速、それぞれの操作手順を紹介していきます。

VHSデッキとBDレコーダーを使う

用意するもの
  • VHSテープ
  • VHSデッキ
  • (アナログビデオ入力端子を持つ)BDレコーダー
  • AVケーブル(映像機器同士を接続するためのケーブル)
  • 録画用DVD

VHSデッキとBDレコーダーを使って、VHSからDVDにダビングする手順:

Step1、VHSデッキの出力端子とBDレコーダーの入力端子をAVケーブルで接続します。

Step2、ビデオデッキにVHSテープを入れ、BDレコーダーにDVDを挿入してください。

Step3、ビデオを再生すると同時に、テープを再生し、レコーダーの「録画」ボダンを押して録画を始めましょう。

Step4、再生が終了したらDVDレコーダーの「停止」ボダンを押すだけでいいです。

VHS・DVD一体型レコーダーを使う

用意するもの
  • VHSテープ
  • VHS・DVD一体型レコーダー
  • 録画用DVD

VHS・DVD一体型レコーダーを使って、VHSからDVDにダビングする手順:

Step1、VHS・DVD一体型レコーダーにダビングしたいVHSテープとDVDを挿入します。

Step2、ビデオを再生すると同時に録画ボダンを押します。

Step3、再生が終わったら自動的にDVDへのダビングは終了します。

VHSデッキとUSB接続キャプチャーを使う

用意するもの
  • VHSテープ
  • USB接続キャプチャー
  • パソコン(ドライブを搭載していない場合外付けドライブが必要)
  • 録画用DVD

VHSデッキとUSB接続キャプチャーを使って、VHSからDVDにダビングする手順:

Step1、DVDをドライブにセットし、VHSテープをVHSデッキに挿入します。

Step2、パソコンとVHSデッキを「USBビデオキャプチャー」で接続します。

Step3、パソコンにビデオキャプチャーの付属ソフトをインストールして起動し、ビデオを再生しながら録画します。

Step4、パソコンに取り込んだ映像を編集したり、DVDにダビングすることができます。

その他の方法:ダビングサービスを利用する

ここまでのVHSをDVDにダビングする手順を読んで、いろいろ準備する必要があるから面倒だなと感じられる方には、専用のダビングサービスを利用することをおすすめします。

ここからは、おすすめのダビングサービスを紹介します。

料金納期申し込み方法
ダビングコピー革命時間無制限で1本548円~当日~40営業日ネット、店頭
ビデオダビングのPAM1本500円あたり
(テープの種類により変動)
当日〜60営業日ネット
想い出ビデオDVDダビング工房1本550円〜(120分まで)3営業日〜90営業日ネット
ダビングサービス1本1,200円~2~4週間 ネット
ヤマダ電機1本1,200円~30日〜60日前後店頭
カメラのキタムラ1本1,650円~(60分)1ヶ月ネット、店頭
ダビングサービス比較表

最後に

今回はVHSなどのビデオテープをDVDにダビングする方法を紹介しました。大切な思い出を半永久的に保存するために、DVDまたはパソコンなどに保存する必要があります。

まずは手元にある物から自分でダビングしようとすることができます。難しいと感じる場合、専門業者に依頼することをおすすめします。