周知の通り、長い時間が経つと、DVDは傷ついたり、劣化したりすることがあります。また、DVDは日常の保存や視聴には多少の不便さもあります。そのため、バックアップや使用しやすいように、大切なDVDをデータ化することでパソコンやスマホに保存するのはいいアイディアです。
では、自宅で映画やドラマ、学習教材などが収められたDVDをデータ化するには、どうやっていますか?
本記事では、DVDをデータ化する方法について解説しようと思います。DVDをデータ化するときに必要なものや基本操作、おすすめのDVDリッピングソフトなどを紹介したので、是非参考にしてください。
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DVDをデータ化する方法
DVDをデータ化するメリットはいくつかあります。
DVDデータ化により、あなたのDVDコレクションをデジタルファイルに変換し、物理的なスペースを節約しながら、さまざまなデバイスで視聴することができます。さらに、データ化したDVDのコンテンツを簡単に再編集することも可能です。
DVDデータ化により、あなたのDVDコレクションをデジタルファイルに変換し、物理的なスペースを節約しながら、さまざまなデバイスで視聴することができます。さらに、データ化したDVDのコンテンツを簡単に再編集することも可能です。
DVDをデータ化するときに必要なもの
自宅でDVDをデータ化するときに必要なものは以下の通りです。
DVDの内容をデジタルファイルに変換するためには、専用のDVDリッピングソフト(DVDリッパー)が必要です。
今や、様々なDVDリッピングソフトがリリースしました。それぞれのソフトウェアは、特徴と利用シーンにより異なるので、あなたのニーズに応じて選んでください。
パソコンはデータ化されたDVDの保存場所として、必須となります。
また、DVDの内容を確実に保存するためには、パソコンには十分なストレージスペースを確保する必要があります。
DVDをデータ化するためには、DVDドライブが絶対に必要となります。
DVDドライブは、データ化したいDVDを読み取り、それをデジタルデータに変換するためのクリティカルなインターフェースを提供するハードウェアです。これがなければ、DVDの内容をデジタルフォーマットに変換することはできません。
パソコンに内蔵されている場合、別途用意する必要があります。
内蔵のDVDドライブを持たないコンピューターを使用している場合、外部DVDドライブは必要です。
DVDをデータ化する操作手順
自宅のパソコンでDVDをデータ化する基本的な操作手順について説明します。
Step1. 専用のソフトウェア(DVDリッピングソフト)をダウンロードしてインストールします。
Step2. DVDリッピングソフトがインストールされたら、DVDディスクをコンピューターのドライブに挿入します。
Step3. DVDリッピングソフトを開き、DVDの読み込みを選択します。一部のソフトウェアでは、DVDの読み込みは自動的に開始されます。
Step4. DVDリッピングソフトの設定メニューから出力形式(MP4など)と保存場所を選択します。出力形式は、あなたがDVDの内容を視聴するデバイスによります。また、保存場所は、十分なストレージスペースがあるハードディスクドライブを指定してください。
Step5. 全ての設定が完了したら、ソフトウェアの「開始」ボタンをクリックして、DVDのデータ化を開始します。このプロセスは、DVDの内容とあなたのコンピューターの性能によりますが、一般的に数十分から数時間かかります。
Step6. DVDのデータ化が完了したら、指定した保存場所で出力デジタルファイルを確認します。
これで、あなたのDVDはデジタルフォーマットに変換されました。
その後は、あなたのパソコンを直接に視聴したり再編集したりすることができます。さらに、データ化したDVDをパソコンからスマホに転送することも可能です。
DVDをデータ化出来るDVDリッピングソフトオススメ
ここからDVDをデータ化できるDVDリッピングソフトをいくつかおすすめします。
DVDリッピングソフトーHandBrake

対応OS:Mac OS、Linux、Windows OS
料金:無料版と有料版あり
コピーガード解除:不可
HandBrakeは、無料で利用できるオープンソースのDVDリッピングソフトです。
このソフトウェアは、DVDのコンテンツをデジタルフォーマット(MP4、MKVなど)に変換することができます。iPhone / iPad / Android / PSP / AppleTV 向けのフォーマットに変換することも可能です。
また、タイトル、チャプターを個別に抽出したり、細かい設定(速度、品質など)を行ったりすることができます。
マルチプラットフォーム対応し、初心者で非常に使いやすいのもその特徴です。
ただ、コピーガード付きのレンタルDVDや購入DVDをリッピングできません。自作DVDをデータ化するときにオススメです。
DVDリッピングソフトーMakeMKV

対応OS:Mac OS、Linux、Windows OS
料金:無料版と有料版あり
コピーガード解除:「AACS」と「BD+」のみ
MakeMKVは、DVDやBlu-rayの両方をMKVフォーマットに変換できるソフトウェアです。
MKVは高画質な映像と音声をまとめるロスレスフォーマットです。従って、出力形式は少ないですが、MakeMKVにより高品質を維持したままDVDをデータ化することができます。
DVDリッピング機能は完全に無料で利用できるのもそのメリットです。DVDをデータ化する速度も速いです。
なお、MakeMKVは「AACS」と「BD+」の2種類のコピーガードしか対応していません。最新のレンタルや市販DVDをデータ化するなら、他のDVDリッパーを検討してください。
DVDリッピングソフトーWinX DVD Ripper Platinum

対応OS:Windows OS、Mac OS
料金:無料版と有料版あり
コピーガード解除:可能(多数対応)
WinX DVD Ripper Platinumは、DVDの内容をデジタルフォーマットに変換するためのソフトウェアです。
豊富なコピーガードとフォーマットに対応出来るのがその特徴です。WinX DVD Ripperにより、自作DVDでも、レンタルDVD・市販DVDでも、手軽に最適な形式のデータファイルに変換して、パソコンに保存することが可能です。
WinX DVD Ripper Platinumの操作は直感的で、初心者でも簡単に使いこなすことができます。リッピングしたいDVDを選択し、出力形式を設定し、リッピングを開始するだけです。
高速なリッピング速度と高品質な出力もメリットです。特に1:1無劣化でDVDリッピングを行えます。
さらに、DVDから音声を抽出したり、DVD映像を編集したりすることもできます。
DVDをデータ化できる強力なDVDリッパーをお探しの方に、WinX DVD Ripper Platinumがオススメです。
100%安全・無料
DVDリッピングソフトーDVDFab DVD リッピング

対応OS:Windows OS、Mac OS
料金:無料版と有料版あり
コピーガード解除:可能(多数対応)
DVDFab DVD リッピングは、DVDディスクのコンテンツをMP4やMKVなどさまざまなファイルからiPhoneやiPad、ソニーなどスマートフォン対応の形式に変換することができるソフトウェアです。
多くの出力フォーマットに対応しているので、ユーザーは自身の具体的なニーズに合わせて、最適な出力フォーマットを選択することができます。
また、超豊富なコピーガードに対応したDVDリッピングソフトなので、一般的にはリッピングが困難なレンタルDVDや市販DVDも扱うことが可能です。
チャプター抽出機能や高品質な変換、使いやすさ、高速なリッピング速度なども大きなメリットです。
DVDFab DVD リッピングは、ユーザーが自宅でDVDをデジタル化するための効果的な方法を提供します。類似品には、DVDFab DVD リッピングの価格はやや高いですが、30日間の無料試用期間があるので、まずは無料でお試しましょう。
まとめ
以上はDVDをデータ化する方法や、おすすめのDVDリッピングソフトについて詳しくご紹介しました。
DVDをデータ化して、パソコンに保存しようと考える方は、自分にあったDVDリッピングソフトを選んで、DVDデータ化を試してみましょう。
なお、無料のDVDリッピングソフト「HandBrake」と「MakeMKV」はDVDコピーガードを解除する機能が弱いです。だから、コピーガード付きのDVDをデータ化するなら、「WinX DVD Ripper Platinum」、あるいは「DVDFab DVD リッピング」をおすすめします。